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原始仏教ガール’s日記

気づけばすっかり仏教徒。 twitter @music_buddha

ドイツで瞑想 ーお昼休みのゆるやかな瞑想会ー

仏教 瞑想

先週からドイツのシュトゥットガルトに来ています。せっかくなのでドイツのお寺で瞑想できたらと思い、世界のお寺が検索できるウェブサイトでシュトゥットガルトのお寺を検索してみました。

 

検索に使ったのは、World Buddhist Directory - Presented by BuddhaNet.Net というサイト。このサイトによると、シュトゥットガルトにはお寺(や仏教団体)が合計11ありました。テーラワーダのお寺が3つ、チベット仏教のお寺が5つ、禅寺が3つです。

 

先日読んだネルケさんの本によるとドイツでは禅がメジャーということでしたが、ここシュトゥットガルトにおいてはチベット仏教のお寺が一番多いよう。最近のドイツではチベット仏教が盛んということなのでしょうか? ・・・ということは、ドイツの仏教事情に詳しいかたに今度聞いてみたいと思います。

 

行けるお寺を探して

この11のお寺の中で、(1)滞在している場所から電車で行けて、(2)昼間の時間帯に瞑想指導があるお寺、という条件で探したところ、チベット仏教のお寺が見つかりました。

 

チベット仏教についての知識はほとんどないので行くかどうしようか少し迷ったのですが、「お寺はいつ訪問しても良いところなので、チベット仏教寺院でも訪問されても問題ないと思いますよ。」と知り合いの僧侶のかたが言っていたのを思い出し、足を運んでみることにしました。

 

女子率の高いふんわり瞑想会 

お寺の場所はシュトゥットガルトから電車で10分ぐらいのところ。電車を降りてしばらく歩くと、このような看板が出ていたので、すぐにお寺を見つけることができました。

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中に入ると、小さなリビングのようなところに女性が7人と男性が1人。くつろいだ様子でソファーや椅子に腰掛けて談笑しています。思っていたよりも女子率が高い! 「こんにちは」と挨拶をして入っていくとみなさんにこにこと挨拶を返してくれました。

 

瞑想指導の時間は12:30〜13:00の30分。「お昼休みに瞑想をして、午後もいきいきとリラックスして過ごしましょう!」というコンセプトの瞑想会です。

 

瞑想会の始まる2〜3分前になると皆さんおもむろに立ち上がり、隣の瞑想ルームへ移動。瞑想ルームは板の間。座布団が敷かれており、座布団ひとつにつき文机がひとつずつ。机の上にはドイツ語のお経の本が置かれ(まったく読めませんでしたが…)、正面には大きな仏像が。ドイツであることを忘れてしまいそうな親しみを感じる空間でした。

 

瞑想指導をしてくださったのは女性の僧侶の方。チベット仏教らしい黄色のシャツに小豆色の衣という組み合わせの衣装です。

 

瞑想会は法話と瞑想タイムがセットになっていて、まずは法話から。法話の内容は「Anger is not solution.(怒りは解決策にはなりません。)」。「例えば、地下鉄に乗り遅れたときにイラッとしてしまいますね、でもそれは何の解決策にもならないのですよ。トラブルが起きたときは建設的な解決策を見つけましょう。」というような、ふだんの生活の中で、怒らずイライラせずに問題に対処する方法についての内容です。そんな法話が約15分。

 

そして、法話のあとに15分ほど瞑想をしました。

 

ドイツで瞑想を体験して

30分という短い時間だったのでさらっとした体験ではありましたが、ドイツ人の仏教徒の方々と静かに座って瞑想していると、どこの国の人かとか、男性か女性かとか、そういったことを超えて「仏教」というつながりの中にいることを感じました。

 

チベット仏教だったりテーラーワーダだったり、違いはあると思いますが、瞑想をして精神を落ちつけようと励むところは仏教徒として共通しているのだなと。静かで優しい時間を過ごすことができました。

 

機会があれば、ドイツのテーラーワーダのお寺にも足を運んでみたいと思っています。