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原始仏教ガール’s日記

気づけばすっかり仏教徒。 twitter @music_buddha

Googleのマインドフルネスを体験

先週はMindful Leadership Instituteという団体が主催するマインドフルネスリーダーシップセミナーに行ってきました。Mindful Leadership Institute、略してMiLIという団体は、Google式マインドフルネスを日本で広めようとしている団体で、当日配布されたちらしには以下のような紹介文が載っていました。

MiLIとは?

企業、官庁、地方自治体、NPONGO等の組織にむけて、マインドフルネスメソッドを用いたリーダーシップ開発、人材開発、組織開発を行う。心理学、脳化学、神経学等の科学的な検証を背景にしながら、マインドフルネスメソッドにより、リーダーや組織の変容を支援していく。  

 

リーダーシップに興味がある人と、瞑想に興味がある人が来場

今回のセミナーの参加者は約50名。「マインドフルネスリーダーシップセミナー」なので、企業の人事担当の方や、コーチングの先生、ファシリテーションの講師をやっている方など、人事系の方がたくさん来ていました。また、マインドフルネスのセミナー講師やヨガの先生など瞑想系の職業(?)の方も多かったです。仏教っぽい人はあまりいなかったかな??

 

Google式マインドフルネスの実践 

セミナーの最初に「Google式のマインドフルネスをどういう経緯で日本に紹介することになった」という紹介があり、その後は、さっそく4段階のステップでマインドフルネスの実践です。

 

STEP1

世界でいちばん簡単なマインドフルネスの実践。世界で1番簡単なマインドフルネスとは、2分間何もしないで、じーっと座っている、ただそれだけ。

 

STEP2

次に世界で2番目に簡単なマインドフルネスの実践。呼吸に集中して3分間じーっと座ります。

 

STEP3

じっと座っているだけのSTEP1と、呼吸に集中しながら座るSTEP2を自由に組み合わせて7分間のマインドフルネスを実践します。

 

STEP4

まずペアを作ります。STEP2で呼吸に集中したようなイメージで、ペアの相手の3分間の話をマインドフルに傾聴します。話を聞いている間は、自分の考えをはさんだり質問したりはせず、聞くことだけに集中。聞き終わったら聞いたことはこれこれこうだったね、と相手にそのまま伝えます。

 

そんな4ステップの実践でした。この4段階のステップはGoogleオリジナルなのだそうです。STEP4はなかなかおもしろく、やり終わったあとに「ああ、わたしはマインドフルに話を聞いているときと、そうでないときの差が大きいかも。相手によって、ちゃんと聞いていたりそうでなかったりしてるわ・・・」と反省。

 

マインドフルネスの目的は?

ところで、仏教の場合、瞑想の目的は悟りを開くことですが、今回のマインドフルネスの目的は悟りではないようです。明確に「これが目的です」というものはなく、実践することでオマケ的に、精神的に安定したり脳が活性化されたりして心地よくなったり、ストレスがなくなったりして、仕事もはかどる、というような感じらしい。全体的にはポジティブサイコロジーとか、コミュニケーション能力開発とか、そういったビジネスセミナー的な雰囲気でした。

 

仏教の瞑想から仏教を差し引いて、世の中の多くの人に受け入れられるようにアレンジをしたらこうなった、ということなのでしょうか。ヨガから宗教色を差し引いて、世の中の多くの人に受け入れられるようにアレンジを加えたら今のスポーツジムでのヨガになった、ということと同じかも。もしかしたら今ヨガが大流行しているように、今後は仏教色のない瞑想もはやるのかもしれませんね。

 

というわけで、仏教という枠にとらわれない系のマインドフルネス。ちょっといつもと違う感じのセミナー体験でした。次回は11月21日に開催されるそうです。